業務内容

道路設備の維持・保守・補修工事に関する設計部署に配属となり、高速道路で使用される防音壁や、
料金所改修に伴う各パネル・関連機器の配置等、CADを使用しての設計業務に従事しています。
時には工事の行われる夜間に現場へ出向くこともある大変な仕事ですが、以前より望んでいた設計
業務にやりがいを感じています。

学生へ一言

設計したものが、実際に取りつけられている現場を見れることは、とても楽しいですよ。
また、プロパーと比較して、アウトソーシングのメンバーは感謝の言葉を聞く機会が多いように思
います。
契約上の仕事は書類に書かれたものだけですが、＋αを加えることで、周りから感謝してもらえるこ
とは、技術者として非常に嬉しいことです。

私のキャリアチェンジ

設計業務に就きたくて入社しましたが、当時は自動車の生産準備に関する取引先の獲得・拡充に注力
していたため、会社に請われて東海での生準業務に配属となりました。
「希望と違うからと言ってすぐに辞めては勿体ないし、後に繋がるかもしれないから3年は頑張ろう」
と考え、部品の号口化立ち上げなど、現場と接する業務に勤しみました。現在「製作現場で無駄なコ
ストを生まないよう、こういう形状にしよう」と考えながら設計を行うことができるのは、この時の
経験が大きいと思います。
この頃、東海支社では社員も取引先も拡大の時期。新たに生産準備に関する取引先も増えていた中、
ある取引先から「ぜひ生準の経験者が欲しい」という要望を受けた営業から「会社のために異動をし
て欲しい」と請われ、これまでと似た業務を新たな配属先で行うことに。
しかし、設計がやりたくて入社した想いを忘れられず、当時の役員へ相談したところ「それなら、設
計部門で人材を必要としている新しい取引先がある。関東への移動になるが良いか？」と聞かれ、や
りたい仕事を最優先に考え異動しました。
それから10年以上にわたり、希望していた設計業務に従事しています。10年にわたり同じ配属先で、
同じ業務を行うことは、当社で技術者として働く上で理想と考える人もいるかもしれません。ただ振
り返ってみると、最初から設計ではなく、生準を経験したことは後に生きていると思っています。
自分の技術レベルを上げるためには、ある程度短期での異動が有効であるし、逆に長期で同じ配属先
に居たいなら、技術以外のスキルをもって、ダイキにもお客様にも喜ばれる必要があると考えます。

これからに向けて

入社から15年が経過するにあたり、プレーヤーだけではなくマネージャーとしての視点も持っていき
たいと思っています。
若い人たちには、先輩が新人・部下を持ち、教えることは、実は不安感があることを知ってほしいで
すし、若い世代の価値観も勉強しながら、擦り合わせをしていきたいと思っています。
15年のうちに、会社も色々と取り組んで変化がありましたが、まだまだ良くなるはず。
従業員のスキルアップ、技術力アップを、会社から従業員にもっと促すことができると思うし、その
役に立ちたいと思っています。