TO THE FAMILY ご家族の皆さまへ

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ご家族の皆様へ
ダイキグループ人事本部

弊社の事業、業態、これからのビジョンについて、少しでもご認知頂きたく、筆を取らせていただきます。

弊社の事業である「技術サービス業」は雇用形態が派遣や請負という事もあり、「雇用が安定していない」「不況になると厳しい」「メーカーの格下」という意識が根強く、大切なご家族を入社させる事にためらいを持たれるかもしれません。

しかし、現在の製造業において、弊社のような正社員雇用型の技術サービス業の地位やメーカーへの技術提供価値は向上しており、今やモノづくり業界に欠かせない役割を担っていると確信しております。

グローバル競争の激化、技術革新の急速の進化、事業サイクルの短期化など大手メーカーが取り巻く環境が厳しさを増す中で、人材を一つの事業に長く据えて育てていく余裕がありません。
だからこそ、弊社で抱えているような幅広いスキル知識を持ち、柔軟に対応出来る技術者、進化する技術に合わせて成長を求める人材が必要とされていくのだと考えております。

我々は、自社の製品を作っているわけではありません。
よって、製品を作る工場や設備に投資する必要は無く、最重要資源である人材に投資します。
それは人材を多く採用し、教育し、人材に様々なモノづくりにおける機会を与え、成長してもらう事で、顧客への提供価値を高め、評価を頂く事業だからです。

そんな弊社にとって、一番の打撃は退職です。
いかに社員の適性を見極め、出来る限り希望に沿った仕事や働き方を提供できるかが、最重要課題と捉えております。
また、単なる派遣という形では無く、チーム型での客先請負や、自社請負の領域を増やす事で、ダイキ社員としての当事者意識を持たせ、個ではなく、組織として顧客に技術提供する試みを行っております。

我々のこのような考え方や姿勢は、優良派遣事業認定取得にも大きく寄与しました。
人材が最重要資源だからこそ、まずは人ありきであり、人材を無碍に扱えば、会社は衰退する事は事業構造上、明白な事実です。だからこそ不況下でも様々な業界との取引を活かし、人材を柔軟に好調な業界にシフトさせるなどして、雇用を守っていき、また教育や経験値をつけ、技術力をつけてもらい、市場価値を高めていく事で、価値高いエンジニアに育て上げる事も事業発展と共に雇用を守るという観点からも重要と考えております。

また、我々は労働力を提供するのではなく、技術力を提供する会社という考えを持っております。よって、単に顧客の業績にとらわれて人材を送り出すのではなく、顧客の魅力的で最先端な仕事に、弊社の大事に人材を送り出す事を意識しております。

23年目の若い会社で、今までも紆余曲折ありましたが、ここまで会社が成長出来たのも、弊社エンジニア達の成長以外ありません。
今後は、顧客に対して、個から組織で技術提供していく事や取引社数に拘るのでは無く、メイン業界である自動車・船舶・航空機・IT以外の業界にすそ野を拡げる事で、従業員の挑戦出来る領域を増やすなど、まだまだ挑戦していきます。
また退職させない為の会社作り、従業員がイキイキと仕事をしながら、成長出来る環境や制度を作っていく事を目指しております。