業務内容

半導体関係の生産技術業務に携わっています。自動車部品に使用されている半導体デバイスの製造・
開発のために必要な設備の導入から、立ち上げ・プロセス評価（製品が正常に動くためのプログラム）
に至る仕事に従事しています。

学生へ一言

ダイキグループには自動車関連の仕事に従事している人たちが多くいます。自分自身の頑張り次第で、
技術者としてはもちろん、人間としても大きく成長できる会社です。

私のスキルチェンジ

文系出身からエンジニアへの挑戦するために入社した私は当初車の排気ガスセンサーの評価業務を担
当していました。具体的には、人にたくさん使われて走れなくなった車の排気ガスセンサー調査し、
細かく分解してどのような状態になっているのか調べていました。また、新しい車の排気ガスセンサ
ー耐久調査も行い、法規（国が決める車の決まり事）に触れていないかを調べる仕事をしていました。
しかし、リーマンショックがおこりものづくり業界をはじめ深刻な不景気にみまわれ私の行っていた
仕事も業務量が減り、技術職から製造職に異動することとなりました。ステンレスの溶接、研磨作業
へ異動となり、工場の中は夏がとても暑くてきつかったことを今でも覚えています。そんな中、職場
に外国人従業員が多く、言葉伝わらないことでのコミュニケーションの難しさ、文化による価値観、
考え方の違いなどを肌で感じ、振り返れば視野が広がったのは自分にとってもいい経験になったと思
っています。
リーマン・ショックという時代の波があったため、技術職から技能職への異動は衝撃的でした。工場
は厳しい環境で、決して楽ではありませんでした。ただ、私の中にはどうしてもエンジニアに戻りた
いという思いがあり、営業担当と何度も話し合いを重ねた結果、自分の夢が叶いエンジニア職へ異動
することが決まりました。自分の頑張り次第で技術者としてはもちろん、人間としても大きく成長で
きる会社だと思いました。

これからに向けて

これからの目標は二つあります。
ひとつはエンジニア技術に特化した人になりたいということです。様々なところに異動しましたが、
何か人に教えられるほど自分の中に知識が蓄積されているとは思っていません。技術を極めて一人前
のエンジニアになりたいと思っています。
ふたつめは人に教えられる人になりたいということです。後輩ができて、一緒に働く仲間が増えまし
た。自分が学んだこと、経験したこと、そういうことを教えられるような先輩になりたいです。
リーマンショックで就業場所が変わるという、自分の希望でない異動も時にはありますが、自分自身
が強い意志と目標をもって業務を続けていると夢がかなうこともあるのだと思いました。今後は自分
のスキルを高めて、後輩に伝えていくことを目標にして努力していきます。