業務内容

油圧ショベル（ショベルカー）を作る会社でアタッチメント（土を掘る部位、人間の体で例えると
肩から先の腕にあたる）の設計をしています。デザインの検討、構造物の強度計算、性能計算、解
析、3Dモデル／2D図面の作成、検図、新型製品作成承認に必要な会議の主導等、業務は多岐に渡っ
ています。
また、海外の生産拠点のエンジニアへの業務指示を行っています。英語でタイとインドの方を担当
しています。

学生へ一言

入社のきっかけは、自分を生かせそうだと思ったからです。
大学では理工学部に所属しており当時学んだ数学、構造力学、物理学は設計業務に欠かせないもので
あり、また専門学校で英語を学んだ事で海外のエンジニアへの業務指示役を任せて頂いています。
まずは立場をわきまえて。教えて貰う立場なのだから、最初つらいのは当然ですよ。
・開発、設計に必要な様々な業務に携わり責任があるところ
・自分の設計した製品が世界中の現場で役に立っているところ
・重機の他のパーツを作っている部署とも交流があり色んな人と絡めるところ
そんなところに楽しさを感じています。

私のキャリアチェンジ

2016年から1年間、某自動車会社にてIDEASというCADで作成された車のパーツの図面をNXという
CADで開く際に発生する不具合の修正に従事していました。不具合修正の手法はほぼ決まっており、
決められた手順でこなしていく業務で、自分で考えながら進めるものではありませんでした。
同じ請負チームのリーダーだった先輩社員からは、社会人・エンジニアとしての姿勢を学ばせてい
ただき、それが今の業務に活きています。
入社2年目から業務内容が不具合修正から設計と変わることになり、元々ものづくりが好きだった
こともあり、今以上のやりがいを感じられそうでワクワクしていました。
それから現在までの2年半、油圧ショベル（ショベルカー）を作る会社でアタッチメントの設計と
海外の生産拠点のエンジニアへの業務指示を担当しています。
他にも任せて頂いている業務は多岐に渡り、学生時代や職場で学んだ知識、更には頭をフル活用し
ています。仕事を通し、自分が必要とされていると実感出来ており、日々忙しいながらも充実感を
得ることが出来ています。

これからに向けて

現在はプロパーと同じ立場の仕事（業務指示など）を担当していますが、指示する相手はこれまで長
く派遣として業務に当たっている方ばかり。自分の年齢、経験共に浅いので、立場を考えて相手の意
見を聞きながら進めるよう心掛けています。今は現場（技術）の仕事を重視し、経験を積んで行きた
いと思っています。
また、更なる英語力アップを目指して毎朝英語の新聞記事を読んでいます。
知らない単語は調べ、同じ職場のインドの方に使ってみて、知っている単語との違いなどを教えてい
ただいています。