業務内容

自動車設計開発会社の設計グループに所属しています。
出産育児休暇を経て復帰し、入社する新入社員や中途社員に対し、3D CAD(NX)の指導や採点業務
を行っています。以前は指導のサポートが中心でしたが、現在は、受講者を前に説明する機会が増
えてきました。

学生へ一言

受講者が指導内容を理解してくれたと分かった時は、とても嬉しく思い、教えがいがあります。
今までの配属先での経験が活きていると感じています。
出産育児休暇を経て復帰後、家事・育児と仕事を両立しながら奮闘しています！

私のキャリアチェンジ

～船舶業界から自動車業界へ～
本社請負（約1年）でAutoCADを使用した船殻設計を経験した後、船舶設計会社に配属となり、
CAD(NX)を使用した船の艤装設計・配管設計を担当しました。
その後自動車部品会社（約4年間）にて、3DCAD（NX）を使用した自動車ドアの金型設計に従事し
ました。主に、サプライヤーから納品された図面の修正を担当し、自ら設計することもありました。
初めて設計の依頼を受けた時は、「自分にできるか。大丈夫か。」と不安を感じたものの、先方社
員のサポートを受け、無事、業務を遂行することができました。ここでは、先方社員と同じ環境で、
一緒に業務をすることができ、配属中に製図検定2級を取得！ その後出産育児休暇に入りました。
出産育児休暇を経て復帰し、自動車設計開発会社の設計Grに配属となり、入社する新入社員や中途
社員に対し、3D CAD(NX)の指導や採点業務を行っています。
船舶業界の設計は、船体が大きいためミスが発生しても調整がしやすく、図面の融通が利きやすい
のですが、自動車は車体が小さいため、小さいミスが許されません。そのまま量産された場合は、
リコールにつながる緊迫感があります。
船舶業界から自動車業界へ業務変更した際、AutoCADの業務から、3D（NX）の作業へ変更になり、
不安を感じましたが、図面が変わっただけで、使用方法は一緒で迅速に対応することが出来ました。

これからに向けて

専業主婦になるという考えは無く、復帰する前提の出産育児休暇をとりました。フルタイムでの復帰
でしたので、フルタイムで勤務出来るか、仕事と家事・育児が両立できるか、という不安はありまし
たが、旦那さんと家事を分担し、現在のところ、残業なしで勤務をしています。
現在は、機械・プラント製図検定1級取得に向けて、勉強中です。今後、他の配属先になったとしても
資格が活かされると考えています。資格手当があることも後押しになっています。